ANAJCBワイドゴールドカード

旅行傷害保険が充実。

１、基本情報

２、持つとこれがお得

３、お得じゃないところ

４、概要

５、詳細

基本性能はワンランク下の「ANA JCBワイドカード」と同じ。
主な特典は旅行傷害保険の充実と、10マイルコースの手数料無料。
そのため、ショッピングでマイルを貯めるならワイドカードよりお得です。

年会費について

年会費は税込みだと15120円。
VISAと違い割引はなく、家族カードも含めると結構高い。

なぜ割引が無いのか？ですが、
その分、VISAよりも保険が充実しているためです。

ポイントについて

ANA JCBワイドゴールドカードは、まずはポイントが貯まります。
そのポイントをANAのマイルに交換して、マイルを貯めます。

ポイントをマイルに交換する際、
1ポイント10マイルのレートで交換することが可能です。

一般カード、ワイドカードは手数料が5500円かかるのですが、
ワイドゴールドは無料。
これにより、ポイントをマイルに交換する場合は一番お得になる。

ワイドカードとの年会費差もほぼなくなります。

フライトでのマイル付与について

フライトでは、ANAマイレージクラブ会員よりも25%上乗せ。
ここはワイドカードと全く同じです。
国内のフライトでは、片道あたり100マイル程度の上乗せになります。

そして、毎年2000マイル貰えるのも、ワイドカードと同じ。
したがって、これだけが目当てならワイドカードで十分。

その他特典について

ANAカード会員限定の「ビジネスきっぷ」を購入できます。
最安値ではないですが、普通切符よりは安い。
予約の変更もＯＫ、マイルも100%と、かなり使いやすい。
早割系の切符を買えない時に活躍します。

これは一般カードでも買えます。

空港ではANA系のショップで割引になります。
お土産はどの店もほぼ同じ値段なので、10%オフはありがたい。
一般カードは免税店は5%オフ。10%はワイドカードの特典です。
これは活用しよう。

国内のみ、一般ラウンジを利用できます。
ANAのラウンジではないので注意。
夫婦で無料利用したい場合は家族カードが必要です。

このあたりも一般カードと同じ。

ANA好きにはありがたい特典です。
海外旅行なら機内販売の割引がありがたい。

国際線限定ですが、
どのチケットでもビジネスクラスカウンターを使えます。
海外旅行する人は便利。

旅行傷害保険について

旅行傷害保険はそこそこ良い。
クレカの保険としては十分なレベルです。

これはANA VISAワイドゴールドカードよりも良い。

ANA VISAワイドゴールドカードは、あまり良くない金額ですが、
JCBは「これは使える！」と言える金額。

年会費の割引はありませんが、
保険に魅力を感じたらJCBを選びたい。

ETCカードについて

ETCカードは完全無料。
ETC利用でもマイルを貯めていこう。

家族分も欲しい場合は、家族カードの申し込みが必須。
使いまわしは規約違反です。

JCB特典

QUICPayとnanacoが一体になったタグが貰えます。
これにより、財布を出さずにいろいろと購入可能。
ANAの搭乗手続きもかざすだけ。

これが欲しいならJCBを選びたい。

まとめ

ショッピングでもマイルを貯めて、
かつ良い保険が欲しい人向けのカードです。

フライトでのマイル付与はワイドカードと同じなので、
10マイルコースが無料＝ショッピングでマイルを貯めるのが目的となる。
ただ、それが目当てなら年会費割引があるVISAの方が良い。

JCBは保険目当て。
遅延保険を一度で使えば、ANA VISAワイドゴールドカードよりお得になる。

年会費を取るか、保険で大きく元を取るか、
どちらを選ぶか？という人の性格が出るところです。

公式ＨＰ：ANAカード（JCB）