家族カードを作るか、個別に作るか、迷うところです。
それぞれのメリット・デメリットを考えてみます。
1、家族カードのメリット・デメリット
まずはメリットから。
<メリット>
家族カードの最大のメリットは、年会費が安いことでしょう。
おおよそ半額以下になります。
ただ、年会費無料のカードだとメリットとは言えない。
次に、ポイントが本会員と合算されることです。
よって、ポイントの最低交換ポイント数に達しやすく、
ポイントを効率的に使うことができます。
ただ、これも楽天カードなど1ポイント単位で使えるカードだと無意味。
最後に、本会員の信用で作れるので、
信用低下していて普通じゃ作れない場合も作れるというところです。
別会社で滞納してようが、無職だろうが、ほぼ誰でも作ることができます。
<デメリット>
デメリットも多いです。
まずは、利用明細が本会員しか見れないという点。
近頃は明細が郵送されず、WEB上で見るようになっているので、
家族はいくら使ったかを確認するのが面倒です。
逆に本会員は利用をすべて把握できますので、ややプライバシーがない。
家族会員はWEBサービスが使えないことが多く、
全てのことを本会員にお願いしないといけません。
仕事の都合でなかなかいっしょにいることがない人は辛いです。
次に、利用限度額が本会員分と合算になるという点。
例えば、本会員の利用限度額が50万円の場合、
家族カード利用分も合わせての50万円です。
そのため、家族が使いすぎると本会員が使えなくなるという。
個別に持つメリット・デメリット
次は個別に持った場合を考えます。
<メリット>
利用限度額が個別の設定になるので、
夫が50万、妻が50万の計100万円分使えることになります。
一時的な出費が多い場合は利用限度額を分散できるので便利です。
WEBサービスが個別に利用できるという点も良い。
近頃はWEBサービスが使えないと本当に不便なので、
これだけでも個別に持つ価値があると言えます。
明細も自分しか見れないので、何を買ったかバレません。
あと、新規申し込みで数千ポイントプレゼントなど、
申し込み時のキャンペーンを二人とも貰えるのも大きいです。
楽天カードだと最低でも5000ポイントは貰えますので、
個別に申し込むと1万ポイントになります。
<デメリット>
一番に思いつくデメリットとは、やはり年会費。
個別に年会費を払わないといけないので、有料のカードは辛い。
年会費無料のカードなら何ら問題ありません。
次にポイントが個別になるため、
最低交換ポイント数が設定されてある場合は、
なかなか達せずに最悪はポイントを失効させてしまいます。
最後に、審査の点があります。
専業主婦だと審査に落ちるカードもありますので、
そんな場合は持てるカードが限られてきます(アメックスなどは無理)。
でも共働きで安定した職業・収入なら問題ありません。
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以上、家族カードを作るメリット・デメリットでした。
個人的には個別に作ることをおすすめします。
ただ、リクルートカードプラスのように、
より多く使わないと元を取れない場合は家族カードを作るのはありです。
よって最終的にはカードのことを勉強して、考えるようにしましょう。