百貨店(デパート)系のカードは還元率が高いことが売りです。
どこも「最大10%還元」などとアピールしています。
その代わり、年会費は有料であることが多いです。
百貨店は好き嫌いがあり、利用するところが限られるので、
一番好きな百貨店のカードを作るのが良いでしょう。
少しでも買い物する人であれば、そう損することはありません。
しかしこの「還元率が高い」ですが、甘い話には罠があるものです。
その甘い罠を説明していきます。
1、食料品はポイント1%還元
おおよそどの百貨店系カードも、食料品は1%還元です。
最近はデパートでもそう高くないので、
ここを10%還元としてしまうと商売にならないのだと思います。
毎日買うとしたら食料品となるので、
これを目当てに通っているセレブな奥様はあまりお得にはなりません。
ただ、1%はカードとしては高い還元率であるので、凄く損ではないです。
2、レストラン、喫茶店もポイント1%還元
食料品と同じく、安いランチなどを10%引きにすることはできないのでしょう。
中にはポイントすら付かないカードもあります。
そんなときは他のクレジットカードで支払いましょう。
この二つでかなりがっかりする人がいると思います。
しかし、まだ強烈な甘い罠があります。
3、セール品も1%還元、または還元すら無し
クリアランスセール、バーゲンなど庶民唯一の楽しみが対象外。泣けます。
「安くしているんだからポイント無しよ」と、どのデパートも対象外です。
1%還元ならまだしも、還元すら無いのであれば他のカードで払う方がお得。
ただ、これも上手いことしてあって、
「年間の百貨店での利用額により還元率アップ!」という罠を敷かれてあります。
多く使わないとよりお得な還元率にできない、、
この誘惑に負けてポイント付与されないのに百貨店カードで払ってしまう。
なんて恐ろしいカードなんだ。
4、結局何にポイントが付くの?
もはや庶民としては興味無しという結論に至った人が多そうですが、
、、まさにその通りでセール品しか買わない人は無意味です。
ただ、年会費無料の百貨店カードもありますので、その場合は損ではありません。
特別優待セールの案内なども届くので、持っておくのも良いでしょう。
ポイントが付いたり割引したりしてくれるのは、
直営店でのセール品ではない定価に近い商品。
高い買い物をしてポイントを貰う。そんな本末転倒な使い方になります。
細かいところは百貨店により違いますので、各百貨店カードの公式HPを見てください。
とても分かり辛く書かれています。
5、まとめ
「最大」が付く言葉には要注意
百貨店で年間100万円買い物して10%還元とか、
もはや還元なんて求めていないセレブな層が対象です。
以上、百貨店系カードを申し込む前に知っておきたいことでした。