還元率1%のJCBプロパーカード
いろいろと注意点があるので要熟読。
1、基本情報
年会費 | 無料 |
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還元率 | 1% |
ポイントの種類 | OkiDokiポイント |
ポイントの付与 | 月の総利用額から1000円2ポイント ※1ポイント5円相当 |
有効期限 | 獲得月より2~5年間 |
ETCカード | 有:無料 |
家族カード | 有:無料 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(利用) |
国際ブランド | JCB |
公式HP | JCB「W」 |
2、持つとこれがお得
1 | どこでも1%還元 |
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2 | Amazonは最大2%還元 |
3 | セブンイレブン、イトーヨーカドーでは最大2.46%還元 |
3、お得じゃないところ
1 | 切り捨てが多く、実際の還元率は下がる |
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2 | 電子マネーチャージはポイント付与対象外 |
3 | 旅行傷害保険が乏しい |
4、概要
39歳以下限定で申し込みができ、一度持つと40歳過ぎても大丈夫です。
Amazonやセブンイレブンで高還元率を謳い、「これは凄い」と評判になりましたが、
よくよく調べると何てことない、マニアとしては持つ価値は見られない。
還元率以外の特典が乏しいのが残念。
このカードを絶賛しているクレジットカードサイトはステマと疑って良い。
5、詳細
39歳以下という珍しいアピールのクレジットカード。
「お、なんかお得そう」と思わせる上手な戦略です。
発行元は「JCB」。ついにプロパーカードでの還元率1%です。
今までは0.5%しかありませんでした。
法人カードも1%早く!(持っているので熱望
年会費について
年会費は完全無料。
家族カードも同時に2枚まで申し込めるので、
持つなら全員分作っておいて損はない。
ETCカードも完全無料。JCBはこれが良い。
還元率も1%なので、これは絶対に持っておくべし。
ここは素直に良い。
ポイントについて
還元率は1%。
貯まるポイントJCBの「OkiDokiポイント」です。
1ポイント5円相当として、電子マネーチャージなどに使えます。
有効期限も長めなので、失効させることはないだろう。
Edyやnanacoなどの電子マネーチャージはポイント付与対象外。
この時点で楽天カードなどに負けます。
Amazonでは還元率2%。
しかし、注意なのが「1000円単位でのポイント付与」という点。
確実に切り捨てになるため、実質的には1%後半の還元率になる。
「オリコカード ザ ポイント」ならほぼ切り捨てなく2%還元なので、
Amazon狙いであればそちらをおすすめします。
というより、Amazonでクレカ払いは大損。
詳しくはこちらを。
「結局、Amazonはどのクレカがお得なのか?」
セブンイレブンとイトーヨーカドーでは2%還元。
ただし、それだとnanacoボーナスポイントなどの特典が受けられないため、
「QUICPay(nanaco)」で払うのが基本です。
QUICPayとnanacoを紐づけすることにより、nanacoポイントも貯まるというもの。
詳しくはこちらを。
しかし、その場合は「税抜200円ごと1ポイント」になり、
少額利用が多いコンビニでは切り捨てが多く大損。
素直にリクルートカードを使うのが良いです。
→nanacoで一番お得なクレジットカードはこれだ!
・・・となると、このカードのメリットは?となる。
そう、いまいちなのである。
旅行傷害保険について
旅行傷害保険は最低レベルです。
海外のみ付帯でかつ、利用付帯。
治療費も100万円と、ほぼ利用することがないスペック。
まとめ
悪くはないですが、最高を目指せない中途半端なカードです。
マニアならリクルートカードを選びます。
貯まるポイントの種類も劣り、このカードを選ぶ要素がない。
本当にあと一押しが足りない。
ただ、nanacoチャージをする必要がないので、
手軽に使えるのがこのカードの良いところです。
少しくらいポイントを損してもいいなら、オールマイティーで使いやすい。
と少しフォローして終わります。