JALのフライトでマイル付与率がアップ
1、基本情報
年会費 | 11000円 |
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還元率 | 基本0.5%~数%(マイルの交換先により違う) ショッピングマイルプレミアムに入会すると2倍。 |
ポイントの種類 | JALマイル |
ポイント付与 | 利用毎200円ごと1マイル |
ETCカード | 有:JCBは無料。 VISA・Mastercardは発行手数料1100円。 |
家族カード | 有:3550円 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(自動付帯) 国内旅行傷害保険(自動付帯) |
国際ブランド | VISA、Master、JCB |
公式HP | JALカード |
2、持つとこれがお得
1 | JALのフライトでマイル付与がJMBより25%アップ |
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2 | 安く便利なビジネスきっぷを購入できる |
3 | 免税店で10%オフ |
3、お得じゃないところ
1 | マイルを航空券に交換しないと年会費の元を取れない |
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2 | オプション加入がほぼ必須にて、年会費が高くなる |
3 | 国内線なら毎月、海外なら長距離を一度乗らないと元を取れない |
4、概要
また、毎年の初回フライトマイルも2000マイルにアップ。
年会費が11000円かかるため、かなり乗る人じゃないと元を取れない。
海外に行く人、毎月のように国内線に乗る人が対象です。
5、詳細
JALでのフライトでボーナスマイルが25%にアップ。
普通カードよりも15%増えています。
この15%にて元を取るカード。
いかにフライトにてマイルを貯めるか?というカードです。
海外に行く人なら迷わずコレかゴールドカードを選びたいですが、
国内線しか乗らない人には微妙。
最初に普通カードとの違いを簡単に紹介します。
このあたり、それぞれ解説していきます。
年会費について
初年度から11000円の年会費がかかります。
ANAカードのような割引は無い。
普通カードは2200円なので、差額は8000円。
フライトでのマイル付与にて、この差額を超えられるか?が勝負です。
フライトでのマイル付与について
JAL普通カードよりも15%多く貰えます。
初回フライトボーナスも1000マイル多い2000マイル付与。
1マイル4円の価値としたら、4000円相当。
したがって、残り4000円を15%のボーナスマイルで元を取るか?となる。
このあたり、計算してみました。
まずは海外。
※70%付与の場合。
片道で区間マイルが6000を超えるような国際線では、
1往復で普通カードを上回ります。
したがって、国際線利用者はJAL CLUB-Aカード以上を選ぶのが基本。
次に国内。
※75%付与の場合
国内では東京⇔福岡を10往復で元を取れる結果になりました。
毎月出張する人ならなんとかいけそうです。
計算の条件によりかなり変わってきますので、
あくまでも参考として見ておいてください。
是非、自分が良く使う便で計算を。
ショッピングでのマイル付与について
ここは普通カードと同じです。
ショッピングでは200円ごと1マイル付与。
率でいうと0.5%となり、そう凄くはない。
ANAカードとは違い、直接マイルが貯まります。
マイルを航空券に交換するためにも、
ショッピングで使っていきたい。
JMBWAONへのチャージでも0.5%分のマイル付与。
これはWAONユーザーにとってはかなり美味しい。
後述する「ショッピングマイルプレミアム」に登録すれば2倍の1%に。
提携店ではマイル付与が2倍に。
ショッピングマイルプレミアム登録だとさらに2倍なので、2%付与!
イオンが日常で通うスーパーなら、どんどんマイルが貯まります。
オプションについて
ここも普通カードと同じです。
「ツアープレミアム」は、
切符に関係なく区間マイル付与が100%になるオプション。
安い切符だと50%、75%になったりするのですが、
それを100%になるよう「ボーナスマイル」として補完してくれます。
「ショッピングマイルプレミアム」は、
ショッピングでのマイル付与が2倍になるオプション。
航空券に交換するのであれば、絶対に申し込みたい。
この二つの申し込みは必須です。
したがって、年会費は5500円上乗せと考えたい。
もう、JALのマイルを貯めざるをえない、そんな状態になる。
一応、登録するボーダーラインを計算してみた。
マイルを航空券に交換することが前提ですが、
その場合は東京⇔福岡を2往復すれば元を取れる。
海外なら当然ながら1往復でOK。
こちらも航空券に交換すること前提ですが、
年間16万円ショッピングで使うなら、ショッピングマイルプレミアムに登録したい。
月々換算だと約1万3千円なので余裕です。
なお、イオンなど提携店での利用ならさらに下がります。
ということで、
この二つのオプションへの登録はほぼ必須となる。
JAL CLUB-Aカードの特典について
国際線限定ですが、
切符の種類に関係なくビジネスクラスのチェックインカウンターを使えます。
ただ、フライト便によってはダメな場合もあるので注意。
海外の情報等が書かれてある会員誌「アゴラ」を貰えます。
結構面白く、そして写真が綺麗なので良いです。
地味に嬉しいカレンダーのプレゼント。
JAL好きなら特に嬉しい。
必要ないなら300マイルを貰えますが、やはりカレンダーを貰いたい。
その他のJALカード共通特典について
これはJALカード会員だけが購入できる切符です。
普通運賃よりも1万円ほど安く、かつマイル付与も必ず100%。
特割系の安い切符を買えない時に役立ちます。
これだけでも年会費の元を余裕で取れるので、
活用できると感じた人は迷わずJALカードを申し込みたい。
その他、専用の予約申し込み窓口(電話)もあります。
空港内にある売店にて5%~10%オフ。
土産を買うならここで買おう。
普通カードは5%オフ。
10%はJAL CLUB-Aカード以上の特典です。
免税店でも10%オフ。
ワンランク上のJAL CLUB-Aカードなら10%オフになります。
機内販売も10%オフ。
国内線ではほぼJALグッズ購入となりますが、
長距離の国際線ならいろいろとお得。
マイル付与も2倍なので、2重でお得。
JALのパック旅行も5%オフ。
存在を忘れないようにしよう。
旅行傷害保険について
海外は十分とは言えない金額ですが、
国内はそこそこ良く、十分使えるレベルです。
自動付帯というのがありがたい。
旅行代金をJALカードで支払わなくても、
持っているだけで保険の適用となります。
ETCカードについて
ETCは国際ブランドにJCBを選べば無料。
特にこだわりが無ければJCBを選ぼう。
JCBは海外では弱いので、海外利用を想定するならVISAを。
まとめ
海外に行く人、
または国内線に毎月乗る人なら持ちたい。
フライトでのマイル付与で元を取るカードなので、
継続してよく乗る人じゃないと持ってはいけない。
海外旅行も、近場だと1往復じゃダメです。
ちょっとでも厳しいと感じたら、普通カードの方が良いだろう。
海外によく行く人も、どうせならゴールドカードを持ちたい。
ちょっとJAL CLUB-Aカードは中途半端と言えます。
普通カード以上によくよく検討を。
公式HP:JALカード